ラインを引かず、目分量で判定する     

 特に付加的なセンターラインは引かず、センターラインのないところは目分量で判定します。Aタイプのセンターラインの場合のみ可能かと思います。
 センターラインを引く手間がないため、手軽にクロステニスができますが、シビアな勝負をする場合には不向きでしょう。手軽にダブルスの試合形式練習をやるのには最適です。

ライン状の板を敷く    

 板をラインの幅に切って、つなげて敷きます。作り方の詳細をこのページの最後に紹介します。安価にでき、一度作ってしまうと繰り返し使うことができ経済的です。
 板の上にボールが当たるとおもいっきりイレギュラーしてとれないため、板は三角形ゾーンの内側に敷き、ボールが板に当たったらアウトとします。
 走りながら板を踏んでしまうと滑って危ないのではと思われるかもしれませんが、今までクロステニスをやってきて板を踏みそうになったシチュエーションは一度もありませんでした。とはいうものの、世の中どんな想定外のことが起こるかわかりませんので、くれぐれも板を踏まないように注意してください(板を踏みそうになったらボールを諦めることが肝心)。全てのボールをフォアに回り込んで打つような方は、やめた方がいいかもしれません。
 プロジェクト事務局には何セットか用意してありますので、クロステニスを試してみたい方にはレンタルすることもできます。

ライン状のゴムシートを敷く   

 前項と同様、ゴムシートをラインの幅に切って敷きます。板よりも滑りにくい分安全かと思いますが、材料費は少し高くなります。

テープを貼る 

 ラインとしてビニールテープ、ガムテーム、マスキングテープ等を貼ります。粘着剤が残りにくいことからマスキングテープがお勧めです。レンタルコート使用する場合は使用後毎回テープを剥がさなければならず、結構量も使うため、コストはかかります。自分所有のコートであれば、テープが劣化するまで貼りっぱなしでよいですが。

カーペット用ピンを刺してロープを張る 

 付加的に引くラインの両端にカーペット用のピンを刺して、その間に荷造り用ロープ、水糸などを張ります。カーペット用ピンが置くまで刺さらない場合は、ピンを適当な長さにカットします。ピンを刺してもオムニコートに特に害はないようです。
 荷造り用ロープを使用した場合、風の強い日にはロープが風に煽られてふっとんでしまうため、注意が必要です。

白石灰でラインを引く 

 正攻法です。足のつま先で地面の表面を引っかいてラインを描くだけでもいいかも(かなり線は曲がりますが)。

究極の目標は、クロステニスが一般化すること   

 究極の目標は、クロステニスが一般化して、最初からテニスコートにクロステニス用のセンターラインが引いてあるのが当たり前という世の中にすることです。付加的なラインをわざわざ引くわずらわしさから開放され、いつでも手軽にクロステニスを楽しめるようになれば最高です。いつの日になることやら。